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予習シリーズ理科とは?

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予習シリーズ理科

予習シリーズ理科とは?教材・カリキュラム・勉強法を中学受験理科専門講師が徹底解説

予習シリーズ理科は、四谷大塚を中心に、早稲田アカデミー、進学くらぶ、英進館、予習シリーズ準拠塾、自宅学習など、幅広い中学受験生が使用している代表的な理科教材です。

中学受験理科に必要な生物・物理・化学・地学の4分野を、小4から小6まで段階的に学べるように構成されています。

予習シリーズは、単元ごとの学習内容が整理されており、家庭でも復習しやすい教材です。
一方で、学年が上がるにつれて内容はかなり本格化し、ただ読むだけ、ただ問題を解くだけでは定着しにくくなります。

特に小5以降は、力学・電気・水溶液・気体・人体・天体など、入試に直結する重要単元が増えていきます。

この記事では、中学受験理科専門講師・木ノ下翔が、予習シリーズ理科の特徴、学年ごとの学習内容、家庭学習で意識したいポイントを解説します。

この記事でわかること

この記事では、次の内容について解説します。

・予習シリーズ理科の特徴

・四谷大塚・早稲田アカデミー・進学くらぶでの位置づけ

・小4・小5・小6で学ぶ内容の違い

・予習シリーズ理科でつまずきやすいポイント

・家庭学習で意識したい復習方法

・予習シリーズ演習問題集の使い方

・理科の伴走を使った復習の考え方

予習シリーズ理科の特徴

予習シリーズ理科の特徴は、単元ごとの内容が比較的整理されており、家庭学習でも使いやすいことです。

各単元で学ぶべき知識や考え方がまとまっているため、塾での授業だけでなく、自宅での復習にも活用しやすい教材です。

また、予習シリーズは四谷大塚だけでなく、早稲田アカデミーや予習シリーズ準拠塾、進学くらぶでも使われています。

そのため、同じ予習シリーズを使っていても、

四谷大塚に通っている

早稲田アカデミーに通っている

進学くらぶで自宅学習している

個人塾や準拠塾で使っている

家庭学習用に購入している

など、使い方は家庭によって異なります。

だからこそ、予習シリーズ理科では「教材をどう使うか」が非常に重要になります。

予習シリーズ理科は家庭学習との相性がよい

予習シリーズ理科は、家庭学習との相性がよい教材です。

本文で基本事項を学び、例題や確認問題で理解を確認し、演習問題で定着を図るという流れが比較的わかりやすく作られています。

そのため、家庭でも

どこを読めばよいか

何を覚えればよいか

どの問題で確認すればよいか

が見えやすい教材です。

一方で、家庭学習しやすいからといって、ただ読んで終わりにしてしまうと定着しません。

理科では、知識を覚えるだけでなく、問題の中で使えるようにする必要があります。

特に、物理・化学の計算問題では、本文を読んでわかったつもりになっていても、実際に問題を解くと手が止まることがあります。

予習シリーズ理科と演習問題集の関係

予習シリーズ理科を学習するうえで、本体テキストとあわせて重要になるのが演習問題集です。

演習問題集は、予習シリーズ本体と同じ単元範囲に対応しており、基本問題・練習問題・発展問題を通して、その回で学んだ内容を確認できるようになっています。

本体テキストで学んだ内容を、問題演習を通して定着させるための教材と考えるとよいでしょう。

よくまとまった問題集ではありますが、注意点もあります。 特に小5・小6になると、1回ごとに扱う範囲が広くなります。

そのため、単元によっては同じパターンを何度も練習する量が十分ではないことがあります。

理科では、説明を読んで理解しただけでは、問題で使えるようにはなりません。

ばね、てこ、電流、水溶液、気体、中和、天体などは、典型的な解き方を何度も練習して、条件整理の仕方や図の描き方を身につける必要があります。

ところが、演習問題集だけで進めていると、問題数が足りず、十分にパターン練習をしないまま次の単元へ進んでしまうことがあります。

その場合は、週テスト問題集を使って復習量を増やしたり、早稲田アカデミーであれば練成テキストやマスターテキストなどの補助教材で不足を補ったりすることが大切です。

つまり、予習シリーズ本体で内容を理解し、演習問題集で確認し、必要に応じて週テスト問題集や補助教材でパターン練習を追加する、という使い方が理想です。

予習シリーズは非常によく整理された教材ですが、「整理されていること」と「十分に練習できること」は別です。

学年ごとの学習内容

小4理科

小4の予習シリーズ理科では、身近な自然現象や生き物を中心に、理科の基本を学んでいきます。

植物、昆虫、動物、天気、太陽、磁石、電気、水溶液など、子どもたちが日常生活の中で見たり触れたりできる内容が多く扱われます。

小4で大切なのは、細かい入試テクニックよりも、理科に興味を持ち、基本知識をしっかり身につけることです。

詳しくはこちら:
予習シリーズ小4理科の年間カリキュラムを徹底分析

小5理科

小5になると、予習シリーズ理科の内容は一気に本格化します。

ばね、てこ、電流、水溶液、気体、燃焼、人体、天体など、中学入試に直結する重要単元が増えていきます。

小5で学ぶ内容は、小6以降の入試演習の土台になります。

この時期に基本パターンを身につけておかないと、小6で過去問や応用問題に取り組むときに大きな負担になります。

詳しくはこちら:
予習シリーズ小5理科の年間カリキュラムを徹底分析

小6理科

小6の予習シリーズ理科では、小4・小5で学んだ内容を入試問題に対応できる形へ整理していきます。

単元ごとの確認だけでなく、総合問題、実験考察、グラフの読み取り、記述問題など、実際の入試を意識した学習が増えていきます。

小6では、新しいことを覚えるだけでなく、これまでに学んだ知識や解法を使える形にすることが大切です。

詳しくはこちら:
予習シリーズ小6理科の年間カリキュラムを徹底分析

予習シリーズ理科でつまずきやすいポイント

予習シリーズ理科でつまずきやすいのは、次のような点です。

・本文を読んだだけで理解したつもりになる

・知識は覚えたが、問題で使えない

・物理・化学の計算問題で手が止まる

・演習問題の復習が不十分になる

・小5内容があいまいなまま小6に進んでしまう

・家庭学習でどこまでやればよいかわからない

特に注意したいのは、「読めばわかる」と「自分で解ける」は違うということです。

予習シリーズは説明が整理されているため、読んだときには理解しやすいです。
しかし、入試問題では、その知識を自分で引き出し、条件に合わせて使う必要があります。

そのため、本文を読むだけでなく、確認問題や演習問題を通して、知識を使える形にしていくことが重要です。

また、完全準拠の予習シリーズ演習問題集を解くことによってしっかりと演習量を稼ぎましょう

家庭学習で意識したいこと

予習シリーズ理科を使うときは、家庭学習で次の3つを意識してください。

1. 本文で基本を確認する

まずは、本文を読んで、その単元で何を学ぶのかを確認します。

特に生物や地学では、本文に出てくる基本知識を確実に覚えることが大切です。

ただし、本文を読むだけで終わらせないようにしましょう。

2. 確認問題で知識の定着を見る

次に、確認問題で基本事項が身についているかを確認します。

ここで間違えた問題は、知識があいまいな部分です。

間違えた問題をただ直すだけでなく、本文に戻って、どの知識が抜けていたのかを確認しましょう。

3. 演習問題で使えるかを確認する

最後に、演習問題で知識や解法を使えるかを確認します。できれば別売りの演習問題集を使って解く問題数を増やしましょう。

物理や化学では、ここで差がつきます。

図を描けるか

条件を整理できるか

比例関係を使えるか

グラフや表を読み取れるか

何を求める問題なのか判断できるか

こうした点を確認しながら解きましょう。

進学くらぶ・自宅学習で使う場合の注意点

予習シリーズは、進学くらぶや自宅学習でも使いやすい教材です。

ただし、自宅学習の場合は、どこまで理解できているかを確認する機会が少なくなります。

授業を受けている場合は、先生の説明や小テストで理解度を確認できます。
しかし、自宅学習では、自分で「わかったつもり」になってしまうことがあります。

そのため、進学くらぶや自宅学習で予習シリーズ理科を使う場合は、

確認問題で基本をチェックする

間違えた問題は本文に戻る

演習問題で使えるか確認する

わからない問題は解説動画や質問できる環境を使う

という流れを意識してください。

早稲田アカデミーで使う場合の注意点

早稲田アカデミーでも、予習シリーズは重要な教材になります。

ただし、早稲田アカデミーでは授業や宿題、テストとの関係の中で予習シリーズを使うため、家庭での扱い方には注意が必要です。

練成テキストや小6ではマスターテキストという問題集が用意されます。すべてを自己流で進めるのではなく、塾の指示を優先しながら、理解があいまいな単元を予習シリーズで確認する形がよいです。

特に理科では、授業で扱った内容をその週のうちに復習し、確認問題や演習問題で定着を確認することが大切です。

予習シリーズのよくある質問

予習シリーズ理科は家庭学習だけでも使えますか?
使えます。

予習シリーズは本文や問題構成が整理されているため、家庭学習でも使いやすい教材です。

ただし、わからない問題をそのままにしないことが大切です。自宅学習の場合は、解説動画や質問できる環境を用意しておくと、学習が進めやすくなります。
予習シリーズ理科はどこから復習すればよいですか?
まずは、現在学んでいる単元の本文と確認問題から復習しましょう。

確認問題で間違えた場合は、本文に戻って基本知識を確認します。

物理や化学の計算問題でつまずいている場合は、解き方の手順を確認し、似た問題で練習することが大切です。
本文を読むだけで理科は伸びますか?
本文を読むだけでは不十分です。

本文で知識を確認することは大切ですが、入試ではその知識を問題の中で使う必要があります。

確認問題や演習問題を通して、覚えた知識を使える形にしていきましょう。
予習シリーズ理科で特に重要なのは何年生ですか?
特に重要なのは小5です。

小5では、力学・電気・水溶液・気体・人体・天体など、入試に直結する単元を本格的に学びます。

小5内容があいまいなまま小6に進むと、入試演習で大きな負担になります。
早稲田アカデミー生も予習シリーズを復習すべきですか?
はい、復習すべきです。

ただし、塾の授業や宿題の指示を無視して自己流で進めるのではなく、授業で扱った内容を予習シリーズで確認する形がよいです。

特に、理科の基本知識や解法パターンを整理するために、予習シリーズは有効です。
進学くらぶで理科が苦手な場合はどうすればよいですか?
まず、確認問題で基本知識が定着しているかを確認しましょう。

そのうえで、演習問題で手が止まる場合は、解説動画などを使って、考え方の流れを確認することが大切です。

自宅学習では、わからない問題を放置しない仕組みを作ることが重要です。

木ノ下翔からのアドバイス

予習シリーズ理科は、とてもよく整理された教材です。

本文を読めば単元の全体像がつかみやすく、確認問題で基本をチェックし、演習問題で理解を深めることができます。

ただし、整理されている教材だからこそ、「読んでわかったつもり」になりやすい面もあります。

理科では、知識を覚えるだけでは不十分です。

覚えた知識を、問題の中で使えるか。
図を描けるか。
条件を整理できるか。
表やグラフを読み取れるか。
計算の手順を自分で再現できるか。

ここまで確認して初めて、理科の力がついていきます。

小4では、理科への興味と基本知識を育てる。
小5では、入試に直結する重要単元の基本パターンを身につける。
小6では、それまでに学んだ内容を入試問題の中で使える形へ整理する。

この流れを意識して学習すると、予習シリーズ理科をより効果的に使うことができます。

特に小5内容は、6年生以降の理科を支える土台になります。
わからない単元が出てきたら、早めに戻って確認しましょう。

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noteと理科の伴走の使い分け

予習シリーズの各No・大問ごとの学習ポイントはnoteで確認できます。

「この大問では何を身につけるべきか」 「どの問題を優先すべきか」 「どこでつまずきやすいか」 を確認することで、ただ問題を解くだけでなく、目的を持って復習できます。

実際の解き方や図の描き方、条件整理の手順は、理科の伴走の解説動画で確認できます。

つまり、

中学受験理科研究室:全体像をつかむ

       note:各No・大問ごとの学習ポイントを確認する noteはこちら

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