小5で確認問題を動画で復習する
デイリーサピックスの確認問題は、解説動画でやり直す使い方が向きます。小5主教材は税込3,300円/月です。見放題ではありません。
確認問題の解き直しの手順はデイリー・確認問題|その週の回を解き直す進め方、単元別の記事はSAPIX理科の解説動画(小5単元・No.一覧)にまとめています。
SAPIXデイリーサピックス理科の復習方法
確認問題・発展問題の使い方をQ&Aで解説
SAPIXデイリーサピックス理科は、授業を受けた後の復習で理解度に大きな差がつきます。 ただし、SAPIXは教材量が多く、確認問題・発展問題・テスト直しまで含めると、何をどこまで復習すればよいのか迷うご家庭も少なくありません。 この記事では、中学受験理科専門講師・木ノ下翔が、デイリーサピックス理科の復習方法をQ&A形式で解説します。 小4・小5・小6それぞれの復習ポイントや、理科が苦手な子の対策、動画教材「理科の伴走」の活用法まで、家庭学習で役立つ考え方をまとめています。
この記事でわかること
・デイリーサピックス理科の復習で最初に見るべきところ
・確認問題と発展問題の使い方
・小4・小5・小6それぞれの復習方法
・理科が苦手な子の復習の進め方
・時間がないときの優先順位
・動画教材「理科の伴走」の活用法
SAPIXデイリーサピックス理科の復習Q&A
まず知りたい基本
- デイリーサピックス理科は何から復習すればよいですか?
- まず優先したいのは、化学・物理の基本知識や典型パターンです。生物や地学に比べて暗記量が少ないので、覚えやすく、テストで間違えると致命傷になりがちです。また、一つでも間違うと連鎖的に間違う構造になっている問題が多いため、より慎重さを求められます。自信があるものは6年生のデイリーサピックスの確認問題、自信がなければ5年生の該当単元からしっかりと暗記&練習してテストに備えましょう。
- 授業を受けた当日に復習した方がよいですか?
- はい、帰ってくる時間にもよりますが、その日のうちに復習して定着をはかりましょう。暗記したものは寝ている間に整理されるという話をよく聞きます。あまりに遅くなるわけでなければ頑張ってみましょう。
- デイリーサピックス理科は毎回どこまでやるべきですか?
- クラスごとに先生に指示される内容があると思います。その内容を重視してください。それでも余力がある場合は確認問題→発展問題の順に取り組んでみましょう。優先は確認問題です。
- 確認問題と発展問題はどちらを優先すべきですか?
- 確認問題を解いて、余裕を感じる場合に発展問題に取り組みましょう。発展問題は文章構造が難しかったり、表やグラフの読み取りが大変な問題も混ざっています。確認問題や小5デイリーサピックスで習得するパターンがわかっていない状態では手を出さない方が賢明です。
- 確認問題で間違えた場合、どう復習すればよいですか?
- 理科の伴走をご利用中の方は解説動画でチェックしてみてください。契約されていない方は答えの解説や質問教室を利用して解き筋を確認しましょう。常にほかの問題でも使える形を考えることが大切になります。
- 授業ノートやテキストの説明部分は読み直すべきですか?
- 間違えた問題の解説が理解できなかった場合を中心に読み直して、知識の漏れや考え方にエラーがないかをチェックしましょう。
- 理科の復習にはどれくらい時間をかけるべきですか?
- これはほかの科目の出来や時期によって大きく異なります。小6の夏休みころからは理科にかける時間がぐっと増える方が多いですが、それまでは算数や国語にかける時間が多くなります。特に理科だけが苦手であるという場合以外はほかの苦手を優先しましょう。4年生は宿題と直しで週1時間くらい、5年生は週1~2時間、6年生は週2~3時間が目安になると思います。
時間が足りないとき
- 理科の復習が回らないときは何を優先すべきですか?
- テスト直しを優先してください。正答率を照らし合わせて、子供に必要な問題を選んで、直しをし、関連知識を整理してください。
- 宿題が多くて理科まで手が回らない場合はどうすればよいですか?
- 理科の宿題そのものが長期間まったく回っていない場合は、「復習の仕方」だけの問題ではなく、現在の塾や志望校との相性を見直すサインかもしれません。
- テスト前だけ理科をまとめて復習しても大丈夫ですか?
- どうしても時間がない時は仕方ないですね。まとめて復習する際は記憶が混じらないように機会を分けて進めていきましょう。
- 間違い直しは何回やればよいですか?
- 間違い直しは、丸つけ後やテスト返却後にまず1回、丁寧に行いましょう。
SAPIXでは日々の課題量が多いため、何度も完璧に解き直そうとすると時間が足りなくなってしまうことがあります。
大切なのは、1回の直しを雑に済ませないことです。
なぜ間違えたのか、どの知識や考え方が足りなかったのかを確認し、次に同じタイプの問題が出たときに解ける状態にしておきましょう。
学年別の復習
- 小4のデイリーサピックス理科はどう復習すればよいですか?
- 小4の間は、比較的時間に余裕を持ちやすい時期です。
この時期は、問題演習だけに追われるのではなく、理科で出てきた植物・昆虫・動物などを図鑑や写真で確認し、実際の姿や形を覚えておくことが大切です。
生物分野は、言葉だけで覚えるよりも、実物のイメージと結びつけた方が定着しやすくなります。
小4のうちに身近な自然に興味を持ち、観察する習慣をつけておくと、5年生・6年生で生物や実験考察を学ぶときにも大きな助けになります。
- 小5のデイリーサピックス理科はどう復習すればよいですか?
- 小5では、入試でよく使われる基本的な解き方を身につけることが大切です。
特に、ばね・てこ・浮力・電流・水溶液などの単元では、条件整理の仕方や図の書き方によって、解きやすさが大きく変わります。
解説を読んで「わかった」で終わらせるのではなく、自分で図を描き、条件を書き出し、どの考え方を使うのかを確認しながら解き直しましょう。
小5のうちに基本パターンを体にしみ込ませておくことが、6年生の総合問題や過去問演習で大きな力になります。
- 小6のデイリーサピックス理科はどう復習すればよいですか?
- 小6では、通常のカリキュラムをすべて完璧にこなすのはかなり大変です。
そのため、まずは先生から指定された問題を優先して見直し、あわせてテスト直しに力を入れましょう。
特にテストで大きく失点した場合は、単なる計算ミスなのか、問題文の読み違いなのか、そもそも単元の理解が不足しているのかを確認することが大切です。
理解が十分でないと感じた場合は、小6の教材だけで無理に進めるのではなく、小5のデイリーサピックスに戻って基本パターンを確認しましょう。
小6の復習では、「たくさん解くこと」よりも、「失点の原因を見つけて、次に同じ間違いをしない状態にすること」が重要です。
- 小5内容が定着していないまま小6になった場合はどうすればよいですか?
- 小5内容が定着していないまま小6になった場合は、小6のカリキュラムの中でも、特に典型的なパターンを意識した問題を中心に取り組みましょう。
先生から指示された問題をすべて完璧にこなそうとするよりも、その中で他の問題にも応用しやすい解き方が扱われている問題を優先することが大切です。
小6の理科では、問題量が多くなるため、すべてを同じ重さで復習しようとすると時間が足りなくなります。
まずは、ばね・てこ・浮力・電流・水溶液など、入試でよく使われる基本パターンにつながる問題を確実に身につけましょう。
どの問題を優先すべきか迷う場合は、各問題の学習ポイントを確認しながら、復習する問題を選ぶとよいでしょう。
- 小6からSAPIXに入った場合、理科はどう補強すればよいですか?
- 小6からSAPIXに入った場合、理科の補強方法は、本人の他教科の習熟度や、これまでの理科への関心によって変わります。
理科は、知識・計算・読解・条件整理が組み合わさる総合科目的な面があります。
低学年のころから自然や科学への興味があり、基本的な知識がある程度身についている子であれば、典型的なパターン問題をおさらいするだけで、比較的スムーズについていける場合もあります。
一方で、理科の土台が十分でない場合は、まず完成までに時間のかかる暗記分野から始めるのがおすすめです。
そのうえで、みんなが確実に得点したいレベルの計算問題を解けるようにしていきましょう。
小6からの補強では、難問に手を出すよりも、知識の穴を埋め、基本パターンを確実に身につけることが大切です。


