SAPIX理科のテスト直しのやり方
マンスリー・組分けで成績を伸ばす復習法
SAPIX理科は、マンスリー確認テストや組分けテストの結果をどう復習するかによって、その後の成績の伸び方が大きく変わります。 ただし、SAPIXのテストは問題数が多く、正答率やクラス昇降も気になるため、「どの問題を直せばよいのか」「正答率をどう見ればよいのか」「全部解き直すべきなのか」と迷うご家庭も少なくありません。 この記事では、中学受験理科専門講師・木ノ下翔が、SAPIX理科のテスト直しのやり方をQ&A形式で解説します。マンスリー確認テスト・組分けテストの復習方法、正答率の見方、失点原因の分析、学年別の直し方、理科の伴走の活用法まで、家庭学習で役立つ考え方をまとめています。
この記事でわかること
・SAPIX理科のテスト直しで最初に見るべきところ
・マンスリー確認テストと組分けテストの復習方法
・正答率や偏差値の見方
・知識問題
・計算問題
・記述問題の直し方
・小4,小5,小6それぞれのテスト直しのポイント
・理科の伴走や個別指導の活用法
まず知りたい基本
- SAPIX理科のテスト直しは何から始めればよいですか?
- まずは点数や偏差値を見る前に、どの単元で失点したのかを確認しましょう。
理科のテスト直しで大切なのは、「何点だったか」よりも「なぜその点数になったのか」を見ることです。
知識が抜けていたのか、解き方のパターンが身についていなかったのか、条件整理でミスをしたのか、計算で崩れたのかによって、次にやるべきことは変わります。
特にSAPIX理科では、同じ点数でも失点の中身がまったく違うことがあります。
まずは答案を見ながら、
・知識不足
・パターン不足
・条件整理のミス
・計算ミス
・読み取りミス
に分けて考えるところから始めましょう。
- 間違えた問題はすべて解き直すべきですか?
- すべての問題を同じ重さで解き直す必要はありません。
SAPIXのテストは問題数も多く、難度にも幅があります。すべてを完璧に直そうとすると、テスト直しだけで時間がいっぱいになってしまいます。
まず優先すべきなのは、正答率が高いのに落とした問題、授業やテキストで扱った典型問題、ほかの問題にも応用が利く解き方が含まれている問題です。
逆に、正答率がかなり低い問題や、今のクラス・志望校に対して優先度が高くない問題は、無理に時間をかけすぎなくてもよい場合があります。
テスト直しは「全部やること」よりも、「次に点につながる問題を選ぶこと」が大切です。
- テスト直しはいつ行うのがよいですか?
- できるだけ返却後すぐに行うのが理想です。
時間が経つと、なぜその答えを書いたのか、どこで迷ったのか、本人も忘れてしまいます。
テスト直しでは、正しい解き方を確認するだけでなく、「そのとき自分がどう考えたのか」を振り返ることが大切です。
そのため、返却されたらなるべく早く、少なくとも次の授業や次のテスト勉強に入る前に見直しましょう。
ただし、SAPIXは日々の課題も多いので、完璧な直しを何日もかけて行う必要はありません。まずは大きな失点原因をつかみ、次回に向けて直すべき単元を決めることを優先しましょう。
- テスト直しにどれくらい時間をかけるべきですか?
- 目安としては、30分から1時間程度で十分です。
もちろん学年や成績、テストの結果によって変わりますが、テスト直しに長時間かけすぎると、通常授業の復習や宿題が回らなくなってしまいます。
大切なのは、時間をかけることではなく、失点の原因をはっきりさせることです。
何を覚えていなかったのか
どの解法を使うべきだったのか
どこで条件整理を間違えたのか
次に同じ問題が出たら何に気をつけるのか
ここまで確認できれば、十分に意味のあるテスト直しになります。
特に小5・小6では、テスト直しに時間を使いすぎて次のデイリーサピックスの復習が遅れることもあります。テスト直しは大切ですが、通常の学習とのバランスを見ながら進めましょう。
困ったときは理科の伴走に登録していただくと大きなテストの解説を見ることができます。ぜひご利用ください。
テスト結果の見方
- 点数と偏差値、どちらを重視すべきですか?
- まず見るべきなのは、点数や偏差値よりも答案です。
点数や偏差値は結果として大切ですが、それだけを見ても「なぜその点数になったのか」は分かりません。
理科では、同じ点数でも中身がまったく違うことがあります。
知識問題で落としているのか、計算問題で崩れているのか、条件整理ができていないのか、問題文の読み取りで失点しているのかによって、次にやるべき復習は変わります。
テスト直しでは、まず答案を見て、
・どの単元で失点したか
・どの種類の問題で失点したか
・次に同じ問題が出たときに解けるか
を確認しましょう。
偏差値を見るのは、その後で十分です。
- 正答率はどのように見ればよいですか?
- 正答率は、テスト直しの優先順位を決めるために使いましょう。
特に大切なのは、正答率が高いのに落としている問題です。
多くの生徒が正解している問題を落としている場合、その問題は今後のテストでも差がつきやすい失点になります。
まずは、正答率が高い問題から順に見直し、
・知識が抜けていたのか
・解き方を忘れていたのか
・計算や読み取りでミスをしたのか
を確認しましょう。
正答率の低い難問を直すことも大切ですが、まずは「取るべき問題を落とさない」ことが成績を安定させる第一歩です。
- 正答率が低い問題も直すべきですか?
- 直すべきかどうかは、現在の成績や志望校によって変わります。
正答率が低い問題の中には、今すぐ完璧にする必要がない問題もあります。
特に、まだ基本問題や標準問題で失点している場合は、正答率の低い難問に時間をかけすぎるより、まずは正答率の高い問題を確実に取れるようにする方が効果的です。
一方で、最難関校を目指す場合や、上位クラスを維持したい場合は、正答率が低い問題の中にも復習すべきものがあります。
その場合も、ただ難しい問題を解き直すのではなく、「この問題からどの考え方を身につけるべきか」を意識して復習しましょう。
- 平均点が低いテストで点が取れなかった場合、気にするべきですか?
- 平均点が低いテストでは、点数だけを見て落ち込みすぎる必要はありません。
全体的に難しい回であれば、点数が低く出るのは自然なことです。
ただし、平均点が低かったからといって、何もしなくてよいわけではありません。
見るべきなのは、どの問題を落としたかです。
正答率が高い問題や、授業で扱った典型的な問題を落としている場合は、平均点に関係なく復習が必要です。
反対に、正答率が非常に低い問題で失点しているだけなら、今すぐ大きく気にしなくてもよい場合があります。
平均点ではなく、答案の中身を見て判断しましょう。
マンスリー・組分け
- マンスリー確認テストの理科はどう直せばよいですか?
- マンスリー確認テストは範囲があるため、直近のデイリーサピックスの理解度がそのまま出やすいテストです。
間違えた問題は、必ず該当するデイリーサピックスに戻って確認しましょう。
特に理科では、授業で扱った内容を「分かったつもり」のままにしていると、テストで使えないことがよくあります。
マンスリーで失点した問題は、
・該当するデイリーの説明部分
・確認問題
・似たパターンの問題
に戻って復習するのがおすすめです。
マンスリーは、直近の学習がどれだけ定着しているかを確認するテストです。結果を見て終わりにせず、次のデイリー学習に生かしましょう。
- 組分けテストの理科はどう直せばよいですか?
- 組分けテストは範囲が広く、総合力が問われます。
そのため、マンスリー確認テストのように「直近の単元に戻ればよい」とは限りません。
まずは、失点した問題を単元ごとに分類しましょう。
・力学
・電気
・水溶液
・気体
・植物
・人体
・天体
・地層
のように分けてみると、どこに弱点があるか見えやすくなります。
特に小6の組分けで失点が多い場合は、小5のデイリーサピックスに戻る必要があることもあります。
組分けテストの直しでは、「この問題を直す」だけでなく、「どの単元を戻って復習すべきか」を見つけることが大切です。
- クラス昇降が気になりすぎる場合、どう考えればよいですか?
- SAPIXではテストによってクラス昇降があるため、結果が気になるのは自然なことです。
ただし、クラスの上下だけを見てしまうと、テスト直しの本来の目的を見失ってしまいます。
大切なのは、「今回のテストで何が分かったか」です。
クラスが上がったとしても、正答率の高い問題を落としているなら復習が必要です。
逆に、クラスが下がったとしても、原因が特定できていて次の対策が見えているなら、必要以上に落ち込む必要はありません。
テストは、クラスを決めるためだけのものではありません。
次の学習方針を決めるための材料として使いましょう。
- テスト前に過去のテスト直しを見直すべきですか?
- はい。特に、同じ単元で何度も間違えている問題は見直す価値があります。
ただし、過去のテストをすべて見直そうとすると時間が足りなくなります。
テスト前に見るべきなのは、
・正答率が高いのに落とした問題
・何度も間違えている単元
・計算や条件整理で失敗した問題
・暗記があいまいだった知識問題
です。
テスト直しノートや間違いの記録がある場合は、そこから優先的に確認しましょう。
過去のテスト直しは、全部を見返すものではなく、「自分がまた間違えそうなところ」を確認するために使うものです。
失点原因別
- 知識問題で失点した場合、どう直せばよいですか?
- 知識問題で失点した場合は、その答えだけを覚えて終わりにしないことが大切です。
理科の知識は、単独で覚えるよりも、関連する内容と一緒に整理した方が使える知識になります。
例えば植物であれば、
・何科の植物か
・花のつくり
・種子のつくり
・食べる部分
・受粉のしかた
などをまとめて確認します。
天体であれば、月、太陽、星の動きを別々に覚えるのではなく、方角や時間、季節と結びつけて整理します。
テストで出た一問をきっかけに、周辺知識まで確認することが、次の得点につながります。
- 計算問題で失点した場合、どう直せばよいですか?
- 計算問題で失点した場合は、答えの数値だけを確認してはいけません。
大切なのは、式を立てる前の段階です。
理科の計算問題では、条件整理ができていないまま計算に入ると、途中で崩れやすくなります。
見直すときは、
・何を求める問題だったのか
・使う条件はどれだったのか
・図や表に整理できていたか
・比例関係や比を正しく使えていたか
・計算の途中で雑になっていないか
を確認しましょう。
特に水溶液、浮力、電流、ばね、てこなどは、計算力だけでなく、条件整理の力が必要です。
計算問題の直しでは、式より前の準備を丁寧に見直しましょう。
- 物理分野で失点が多い場合、どうすればよいですか?
- 物理分野で失点が多い場合は、まず図が正しく書けているかを確認しましょう。
力学であれば、力の向きや大きさを矢印で表せているか。
電気であれば、回路の中で電流がどのように流れるかを追えているか。
運動であれば、位置エネルギーや運動エネルギーの関係を理解できているか。
物理は、解き方を暗記するだけでは安定しません。
問題文を読んだあとに、条件を図に書き込み、どの考え方を使うかを判断する必要があります。
テスト直しでは、答えを確認するだけでなく、「この問題ではどの図を描くべきだったのか」を必ず確認しましょう。
- 化学分野で失点が多い場合、どうすればよいですか?
- 化学分野は、暗記と計算の両方を分けて見直す必要があります。
まず、水溶液の性質や気体の性質など、覚えるべきものが抜けていないかを確認しましょう。
水溶液であれば、溶けているもの、液性、におい、色、反応の特徴などが大切です。
そのうえで、溶解度、中和、気体の発生などの計算問題では、比例関係を正しく整理できているかを見ます。
化学計算では、表やグラフの読み取りもよく問われます。
テスト直しでは、
・知識が抜けていたのか
・比例関係を整理できなかったのか
・表やグラフを読み取れなかったのか
を分けて確認しましょう。
答案分析
- ケアレスミスと理解不足はどう見分ければよいですか?
- 解き直してすぐに正解できる場合は、ケアレスミスの可能性があります。
ただし、毎回同じ単元で同じようなミスをしている場合は、単なるケアレスミスではありません。
それは、理解不足や手順不足であることが多いです。
例えば、電流の問題で毎回回路を読み間違える場合、これは「うっかり」ではなく、回路の整理方法が身についていない可能性があります。
水溶液の計算で毎回比の立て方を間違える場合も、計算ミスではなく、解法パターンが不十分なのかもしれません。
ケアレスミスと決めつけず、「なぜそのミスが起きたのか」を確認しましょう。
- 「わかっていたのに間違えた」はどう扱えばよいですか?
- 「わかっていたのに間違えた」は、理科のテスト直しでよく出てくる言葉です。
ただ、本当にわかっていたなら、テスト中に正しく使えるはずです。
理科では、知識を知っていることと、問題の中で使えることは別です。
「わかっていた」と言う場合でも、
・問題文のどこを読み落としたのか
・どの条件を使えなかったのか
・どの解法につなげられなかったのか
・計算や図の整理でどこが崩れたのか
を確認しましょう。
「わかっていた」で終わらせると、次も同じ失点をします。
「どうすればテスト中に使えたのか」まで考えることが大切です。
- 時間切れで解けなかった問題は直すべきですか?
- 時間切れで解けなかった問題も、直す価値があります。
ただし、すべてを同じように直す必要はありません。
まず見るべきなのは、時間があれば取れた標準問題です。
時間切れで解けなかった問題の中に、正答率が高い問題や典型問題が含まれている場合は、復習が必要です。
また、時間切れの原因も確認しましょう。
・問題文を読むのに時間がかかった
・解法を選ぶのに迷った
・計算に時間がかかった
・途中で条件整理が崩れた
原因によって対策は変わります。
時間切れは、単にスピードの問題ではなく、解法の定着不足であることも多いです。
- 同じ単元で何度も間違える場合、どうすればよいですか?
- 同じ単元で何度も間違える場合は、テスト直しだけでは足りません。
その単元の理解や演習量が不足している可能性があります。
例えば、てこ、ばね、浮力、電流、水溶液、天体などで何度も失点する場合は、該当するデイリーサピックスに戻って復習しましょう。
特に小6で同じ単元を繰り返し間違える場合、小5内容に戻ることが必要になることもあります。
大切なのは、間違えた問題だけを直すのではなく、似た問題を複数解いて、解き方を身につけることです。
条件整理、解法選択、計算の流れを自分で再現できるようになるまで練習しましょう。
学年別
- 小4の理科テスト直しで大切なことは何ですか?
- 小4では、点数だけを追いすぎないことが大切です。
この時期の理科は、身近な自然や生き物、天気、太陽の動きなどを通して、理科への興味と基本知識を育てる段階です。
テストで間違えた問題があれば、答えを覚えるだけでなく、図鑑や写真、実物と結びつけて確認しましょう。
植物、昆虫、動物、天気などは、生活の中で見たものとつながると記憶に残りやすくなります。
小4のテスト直しでは、「次に点を取る」ことだけでなく、「理科の知識を広げる」ことも意識しましょう。
- 小5の理科テスト直しで大切なことは何ですか?
- 小5では、典型パターンの習得が最も大切です。
小5のSAPIX理科では、ばね、てこ、浮力、電流、水溶液、気体、人体、天体など、入試に直結する重要単元が多く出てきます。
テストで間違えた問題は、単に答えを確認するだけでなく、
・どの解法を使う問題だったのか
・条件整理はどうすべきだったのか
・図や表はどう書くべきだったのか
を確認しましょう。
小5内容があいまいなまま小6に進むと、総合問題で大きく苦労します。
小5のテスト直しは、入試問題へ進むための土台作りだと考えて、丁寧に行いましょう。
- 小6の理科テスト直しで大切なことは何ですか?
- 小6では、すべてを直そうとしすぎないことが大切です。
小6になると、通常授業、土特、SS特訓、過去問、模試など、やるべきことが一気に増えます。
その中で、テスト直しを完璧にやろうとすると、学習全体が回らなくなることがあります。
小6のテスト直しでは、
・志望校に必要な単元
・正答率が高いのに落とした問題
・典型パターンが抜けている問題
・何度も間違えている単元
を優先しましょう。
特に、理解があいまいな単元がある場合は、小5のデイリーサピックスに戻ることも必要です。
小6のテスト直しは、「全部を直す」よりも「合格点につながる直し」を意識しましょう。
保護者の関わり方
- 保護者はテスト直しにどこまで関わるべきですか?
- 保護者の関わり方は、学年によって変わります。
小4や小5前半であれば、一緒に答案を見ながら、どこを間違えたのか確認してあげるのは有効です。
特に生物や地学では、図鑑を見たり、写真を確認したりすることで理解が深まります。
一方で、小5後半から小6になると、問題の内容がかなり抽象的になり、難度も上がります。
保護者が無理に家庭教師のように教えようとすると、親子ともに疲れてしまうことがあります。
高学年では、保護者は解説役になるよりも、
・間違いの分類
・復習の優先順位づけ
・学習時間の調整
・体調やメンタル面のサポート
を意識するとよいでしょう。
- テスト直しノートは作るべきですか?
- 作れるなら、テスト直しノートは有効です。
ただし、きれいなノートを作ることが目的にならないようにしてください。
大切なのは、どの問題を間違えたのか、なぜ間違えたのか、次に何に気をつけるのかを残すことです。
最近は、スマホで問題を写真に撮り、単元ごとに整理する方法でも十分です。
ノートに書く場合も、
・単元名
・間違えた理由
・次に気をつけること
を短く残せばよいでしょう。
テスト直しノートは、作品ではなく、弱点を見えるようにするための道具です。
- テスト結果が悪かったとき、子どもにどう声をかければよいですか?
- まずは、結果だけを責めないことが大切です。
テスト結果が悪いと、保護者も不安になります。
ただ、その不安をそのまま子どもにぶつけてしまうと、テスト直しが前向きな学習ではなく、つらい作業になってしまいます。
まずは答案を見ながら、
・どこで点を落としたのか
・次に直すべき単元は何か
・すぐに改善できるところはどこか
を一緒に確認しましょう。
声かけとしては、
「何点だったの?」よりも、
「次に取れそうな問題はどれだった?」
「ここは何を確認すればよさそう?」
のように、次の行動につながる言葉がよいです。
テストは失敗を責めるためのものではなく、次の学習方針を決めるための材料です。
理科の伴走・個別指導
- テスト直しに動画教材は使えますか?
- はい。特に物理や化学計算では、動画教材は有効です。
紙の解説では、図や式が完成した状態で載っていることが多く、そこに至るまでの考え方が見えにくい場合があります。
一方、動画では、
・どの条件に注目するのか
・どの図を書くのか
・どの解法を選ぶのか
・どの順番で計算するのか
という思考の流れを確認できます。
ただし、すべての問題を動画で見ると時間がかかります。
分からなかった問題、解説を読んでも納得できなかった問題、同じ単元で何度も間違えている問題に絞って使うとよいでしょう。
- 理科の伴走はテスト直しに使えますか?
- はい。理科の伴走は、テスト直しにも活用できます。
テストで間違えた問題に対応する単元や、該当するデイリーサピックスの解説動画を確認することで、答えだけでなく考え方を復習できます。
特にSAPIX理科では、授業中に理解したつもりでも、家庭で解き直すと手が止まることがあります。
そのようなときに、解き方の流れを動画で確認すると、どこでつまずいていたのかが見えやすくなります。
理科の伴走は、単に答えを確認するためではなく、「次に自分で解けるようになる」ための復習に使ってください。
- 個別指導が必要になるのはどんな場合ですか?
- 個別指導が必要になるのは、家庭だけでは原因分析が難しい場合です。
例えば、
・同じ単元で何度も失点している
・何から直せばよいか分からない
・テスト直しをしているのに成績が上がらない
・志望校に対して理科が明確な弱点になっている
・小5内容が定着しないまま小6に進んでいる
という場合は、個別指導で一度、学習状況を整理する価値があります。
単純な問題解説であれば、動画教材を使った方が効率的な場合もあります。
一方で、どの単元を優先すべきか、どの問題を捨ててよいか、志望校に向けて何を補強すべきかは、個別に判断した方がよいことがあります。
個別指導では「何をすべきか」を整理し、理科の伴走では「具体的な問題の解き方」を確認する。
このように使い分けると、テスト直しの効果が出やすくなります。
木ノ下翔からのアドバイス
SAPIX理科のテスト直しで大切なのは、点数に一喜一憂することではありません。
本当に大切なのは、答案から「次に何を直すべきか」を見つけることです。
理科は、知識、計算、条件整理、読解、記述など、さまざまな力が組み合わさった科目です。
そのため、同じ失点でも原因は一人ひとり違います。
知識が抜けていたのか、典型パターンが身についていなかったのか、条件整理ができなかったのか、問題文の読み取りで崩れたのか。
そこを見ずに、ただ解き直しをしても、次のテストにはつながりにくくなります。
テスト直しは、間違えた問題をもう一度解く作業ではありません。
自分の弱点を見つけ、次に同じ考え方を使う問題が出たときに、自分で解けるようにするための時間です。
SAPIXのテストは、クラス昇降にも関わるため、どうしても結果が気になりやすいものです。
しかし、テストは終わった瞬間から、次の学習のための教材になります。
「何点だったか」だけで終わらせず、「何を直せば次につながるか」を見ていきましょう。
理科の伴走で復習できます
理科の伴走では、SAPIXをはじめとする大手塾教材や中学入試過去問の解説動画を公開しています。
授業で理解しきれなかった内容を復習したい方、家庭学習で理科を効率よく進めたい方は、ぜひご活用ください。


