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早稲田中理科 第1回入試の対策|過去問から見る出題傾向と勉強法

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早稲田中理科 第1回入試の対策
表・グラフの読み取りと条件整理が合否を分ける

早稲田中理科 第1回入試とは

早稲田中の理科は、物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題されます。

一見すると、ものすごく特殊な問題ばかりに見えるわけではありません。
ただし、問題文の量が多く、表やグラフ、実験条件を正確に読み取らなければいけない問題が多いため、実際に解いてみると時間が短く感じやすい入試です。

特に第1回入試では、基本知識をそのまま答える問題だけでなく、化学の表から反応の「ちょうど」の点を見つける問題、光やレンズで図を書いて考える問題、見慣れない題材を問題文の条件から読み解く問題が出題されます。

早稲田中の理科で大切なのは、難しい知識を大量に増やすことではありません。
持っている基本知識を使いながら、表・グラフ・問題文の条件を整理し、思い込みで進めずに確認しながら解く力です。

 

早稲田中理科 第1回入試の出題傾向

早稲田中の理科は、物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題されます。

用語を確認する基本知識問題、表やグラフを読み取る実験考察問題、割合や比例を使う計算問題、図を書いて考える物理・地学の問題が混在しています。

全体として、極端な奇問が並ぶタイプではありません。
しかし、1問1問に少し考えさせる要素があり、問題文の条件を雑に読んでしまうと失点しやすい構成です。

特に注意したいのが、化学分野です。
中和、金属の反応、燃焼などで、表やグラフから反応が過不足なく進む「ちょうど」の点を見抜く問題が出やすくなっています。

この「ちょうど」を見つけられるかどうかで、その後の計算の正確さが大きく変わります。

 

化学では「ちょうど」の読み取りが重要

早稲田中の理科で差がつきやすいのは、表やグラフを使った化学計算です。

たとえば、金属と酸素、金属と水溶液、中和反応などでは、あるところまでは数値が一定の割合で増え、途中から増え方が変わることがあります。

このときに大切なのは、ただ計算することではありません。

まず、

・どこまで反応が進んでいるのか
・何が余っているのか
・どこが過不足なく反応する「ちょうど」なのか

を表から読み取ることです。

ここを見落とすと、計算そのものは合っていても、使っている条件がずれてしまいます。

理科が苦手な子は、いきなり式を立てようとして混乱しがちです。
まずは表の数値を見て、「どこで増え方が変わったか」「どの実験同士を比べればよいか」を確認する練習が必要です。

 

見慣れない題材でも、基本知識に戻して考える

早稲田中では、生物や地学で見慣れない題材が出ることがあります。

たとえば、時事的なテーマや、普段のテキストではあまり見ない生物が題材になることもあります。
ただし、そこで問われているのは、まったく知らない知識を答える力ではありません。

問題文を読んで、すでに知っている知識に結びつける力です。

見慣れない生物が出ても、メダカの産卵や行動、動物の分類、植物の成長など、今まで学んだ基本知識に戻して考えれば解ける問題があります。

保護者の方は、子どもが「こんなの知らない」と言ったときに、すぐに答えを教える必要はありません。

「問題文には何て書いてある?」
「これ、知っている単元でいうと何に近い?」
「メダカや植物の知識で考えるとどうなる?」

と聞いてあげると、初見問題を基本知識に戻す練習になります。

 

物理・地学では図を書いて確認する

早稲田中の理科では、頭の中だけで処理すると危ない問題もあります。

光の進み方、レンズ、地質図、断層、等高線、地震による隆起回数などは、感覚だけで解こうとすると失点しやすい単元です。

たとえば、光の問題では、図を書いて三角形の相似を使う場面があります。
地学では、断層の傾きや地層のつながりを図で確認する必要があります。

また、回数を数える問題では、植木算のように「端をどう数えるか」で間違えることがあります。

不安な問題ほど、頭の中で何となく処理しないことです。
簡単な図を書いて確認するだけで、思い込みによるミスをかなり減らせます。

 

早稲田中理科でつまずきやすいポイント

早稲田中の理科でよくある失点は、難問が解けないことだけではありません。

むしろ多いのは、次のようなミスです。

・表の増え方が変わる点を見落とす
・反応が途中で終わっているのに、すべて反応したと思い込む
・問題文の条件を読まずに、いつもの解き方で進める
・図を書けばわかる問題を、頭の中だけで処理する
・見慣れない題材を見て「知らない」と止まる
・途中で矛盾しているのに、そのまま計算を続ける

早稲田中の問題は、解説を聞けば「そこを読めばよかったのか」とわかる問題も多いです。

だからこそ、過去問直しでは答えだけを確認しても不十分です。
「どこを読めば気づけたのか」「どの表を比べればよかったのか」「どこで思い込みが入ったのか」を確認する必要があります。

 

過去問の使い方

早稲田中の過去問は、基本知識がある程度固まった秋以降に取り組むのがよいです。

第一志望や重要な併願校として受ける場合は、5年分程度を目安に、第1回入試の形式に慣れておきたいところです。

過去問で見るべきなのは、点数だけではありません。

特に確認したいのは、

・化学の表やグラフから「ちょうど」を見つけられたか
・光や地学で図を書いて考えられたか
・見慣れない題材を基本知識に戻せたか
・問題文の条件を読み落としていないか
・時間をかけるべき問題と、後回しにする問題を判断できたか

です。

第2回入試の過去問を追加で使う場合も、単に量を増やすのではなく、表の読み取り、条件整理、図を書く練習として使うと効果的です。

全問を完璧にする必要はありません。
ただし、表の読み取りや基本的な計算、図を書けば解ける問題は、確実に取れるようにしておきたいです。

 

保護者が家庭で確認したいこと

保護者が早稲田中の過去問を見るときは、点数だけで判断しないことが大切です。

点数が低かった場合でも、原因によって対策は変わります。

知識が抜けていたのか。
表の読み取りで「ちょうど」を見落としたのか。
問題文を読み飛ばしたのか。
図を書かずに感覚で解いて間違えたのか。
時間配分で焦って、取れる問題を落としたのか。

ここを分けて見る必要があります。

家庭で声をかけるなら、

「どの表を比べればよかった?」
「どこがちょうどだった?」
「図を書いたら見えそうだった?」
「途中で矛盾しているところはなかった?」
「これは知っている単元に戻すと何の問題だった?」

といった聞き方が有効です。

「なんでできなかったの?」よりも、「どこを見ればよかったか」を一緒に確認する方が、次の過去問につながります。

 

noteと理科の伴走の使い分け

WEB記事では、早稲田中理科の大まかな出題傾向や、家庭学習で意識したいポイントを整理しています。

年度別・大問別に、「この問題は取るべき」「ここは深追いしなくてよい」「この表の読み取りが重要」といった細かい学習ポイントは、noteで確認する形が向いています。

実際の解き方、図の書き方、表やグラフから「ちょうど」を見つける手順は、理科の伴走の解説動画で確認するのが効果的です。

・WEB記事:早稲田中理科の全体像をつかむ
・note:年度別・大問別の学習ポイントを確認する
・理科の伴走:実際の解き方を動画で確認する

という使い分けがおすすめです。

 

木ノ下翔からのアドバイス

早稲田中の理科は、ものすごく変な問題を解かせるというより、表やグラフ、問題文の条件をちゃんと読めているかを見てくる入試です。

特に化学の「ちょうど」は大事です。
ここを雑にすると、その後の計算が全部ずれてしまいます。

見慣れない題材が出ても、焦らなくて大丈夫です。
たいていは、今まで習った知識に戻せるように作られています。

ただし、思い込みで突っ走るのは危険です。

表を見る。
図を書く。
条件を確認する。
矛盾したら戻る。

この当たり前の作業を、時間内に落ち着いてできるようにしておきましょう。

早稲田中の理科は、表やグラフの読み取り、図を書いて考える問題に慣れておくことが大切です。過去問をまだ用意していない場合は、まず実際の問題を手元に置いて、年度ごとの出題傾向を確認しておきましょう。 早稲田中の過去問はこちら

 

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