単子葉類と双子葉類の見分け方
2026/09/13
中学受験理科|解説:木ノ下翔
単子葉類は子葉が1枚、双子葉類は子葉が2枚です。代表的な植物では、単子葉類は「平行脈・ひげ根」、双子葉類は「網状脈・主根と側根」という特徴を合わせて確認します。
木ノ下翔の9月2日の早朝暗記特訓では、単子葉類の特徴を、ササやタケなど身近な植物の姿と結びつけて説明しています。この記事では、双子葉類との比較を補って、図を読む順番まで整理します。
子葉・葉脈・根を比較しよう
| 見るところ | 単子葉類 | 双子葉類 |
|---|---|---|
| 子葉の数 | 1枚 | 2枚 |
| 葉脈 | 平行脈 | 網状脈 |
| 根 | ひげ根 | 主根と側根 |
| 代表例 | イネ・トウモロコシ・タケ・ユリ・チューリップ | アサガオ・ホウセンカ・ヒマワリ・インゲンマメ |
葉脈や根の形には例外があります。この表を基本にしつつ、問題文に観察結果や条件が示されている場合は、その情報を優先して考えましょう。ここでは中学受験で用いられる「単子葉類・双子葉類」という分け方で説明します。
まず「被子植物の中の分類」と押さえる
種子をつくる植物
→ 裸子植物と被子植物
→ 被子植物の中で、単子葉類と双子葉類を比べる
単子葉類と双子葉類は、どちらも被子植物です。胚珠が子房に包まれています。「裸子植物・単子葉類・双子葉類」を同じ段階の三つの分類として覚えず、どの仲間の中で比べているかを確かめましょう。
葉脈は、ササやタケの葉を思い浮かべる
授業の18:23頃から、木ノ下翔はササやタケの葉を例に、葉脈が長さ方向に並ぶ様子を説明しています。これが平行脈を思い出す手がかりです。
一方、網状脈は葉脈が網の目のように枝分かれしています。葉が細長いか、丸いかだけで決めず、葉脈そのものを見ることが大切です。
根は「中心の太い根」が手がかり
ひげ根は、細い根が多数出る形です。主根と側根の形では、中心となる主根から、側根が枝分かれします。図の根を数えるだけでなく、太さの違いや、どこから分かれているかを確認しましょう。
子葉についても、成長後の葉の枚数とは区別します。「葉が2枚写っているから双子葉類」ではなく、その図が子葉を示しているのか、本葉を示しているのかを確かめてください。
「単子葉類」と「単性花」は別の分類
単子葉類の「単」は子葉が1枚という意味。単性花は、おしべだけの雄花と、めしべだけの雌花に分かれることです。
イネもトウモロコシも単子葉類ですが、イネは両性花、トウモロコシは単性花です。名前に同じ「単」が入っていても、何を基準に分けているのかが違います。
図の問題で迷ったときの確認順
- 何が描かれている? 子葉・本葉・葉脈・根を区別する。
- 図から何が分かる? 「平行に並ぶ」「太い根から枝分かれする」など、見える特徴を言葉にする。
- どの分類につながる? 比較表と照らし合わせる。
- 問題文と矛盾しない? ほかの図や条件も確かめる。
この手順は記事の復習用に編集補足したものです。植物名を思い出すだけでなく、判断の根拠を説明する練習に使ってください。
3問で理解を確認
- 単子葉類の子葉は何枚ですか。また、代表的な葉脈と根の形は何ですか。
- 葉の形が細長いことだけで、単子葉類と決めてよいですか。
- トウモロコシが単子葉類である理由と、単性花である理由は同じですか。
答えと考え方を見る
- 子葉は1枚。代表的な葉脈は平行脈、根はひげ根です。
- 決められません。葉の外形だけでなく、葉脈や子葉など、判断できる情報を確かめます。
- 違います。単子葉類は子葉の数による分類で、単性花は雄花と雌花に分かれることを表します。
元の授業で復習する
- 17:08頃〜:単子葉類と被子植物の関係
- 17:59頃〜:子葉・ひげ根・平行脈
- 18:23頃〜:ササやタケの葉のイメージ
- 20:12頃〜:トウモロコシと花の分類
時刻はページ上の文字起こしで確認した目安です。視聴には対象商品の購入が必要です。
解説者・編集について
中学受験理科専門講師・木ノ下翔の授業をもとに、双子葉類との比較表、図を見る手順、確認問題を編集補足しました。分類の特徴は大学の資料とも照合しています。
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