中学受験理科研究室|解説:木ノ下翔
太陽と影は反対側。高さと影の長さも分けて見る
水平な地面に垂直に立てた棒の影は、太陽と反対側へ伸びます。また、同じ棒なら太陽が高いほど影は短くなります。向きと長さを一度に考えて混乱したら、図を二つに分けましょう。
影の向きは、上から見た図で考える
棒を中心に置き、太陽がある方位を書きます。太陽が南東にあれば、影は北西へ伸びます。南にあれば北へ伸びます。太陽・棒・影が、地面を上から見た図で一直線になるように考えてください。
「朝の影はいつも真西」と固定して覚えると、季節で太陽の方位が変わる問題に対応できません。問題に示された太陽の方位を先に確認することが大切です。
影の長さは、横から見た図で考える
同じ棒に、斜め上から光が当たる様子を描きます。太陽が低いと光は浅い角度で差し込み、影は長くなります。太陽が高いと光は急な角度で差し込み、影は短くなります。
比べるときは、棒の長さと地面の条件をそろえます。棒を変えた場合は、太陽の高さだけで影の長短を決められません。
確認問題:方位と長さを区別しよう
- 太陽が南東にあるとき、棒の影はどの方位へ伸びますか?
- 同じ棒で調べたところ、太陽が朝より高くなりました。影は長くなりますか、短くなりますか?
- 「影が長いから太陽は西にある」と判断できますか?理由も説明してください。
答えと考え方を開く
①北西です。南東の反対側になります。
②短くなります。水平な地面に垂直に立てた同じ棒では、太陽が高いほど影は短くなります。
③判断できません。影の長さは太陽の高さと関係しますが、方位はそれだけでは分かりません。太陽が低い朝にも夕方にも長い影ができます。
動画で図の動きを確かめる
動画は木ノ下翔の単元別講座「一日の太陽の動き」から抜粋し、見出しと要点を付けたものです。この記事の確認問題は復習用に作成しています。
塾の教材に戻って、もう一度解いてみる
同じ考え方が、いま使っている教材のどこに出てくるか確かめましょう。「理科の伴走」は、塾教材や入試問題の解説動画で家庭での解き直しを支えるサービスです。対応教材・回を教材マップで確認できます。


