中学受験理科研究室|解説:木ノ下翔
上弦の月の南中は18時ごろ。時刻と位置を一枚の図にする
上弦の月が南中するのは、18時ごろです。「上弦=18時」だけを暗記するより、太陽の方向と地球の自転を結びつけると、ほかの月の形にも応用できます。
まず、太陽が南中する場所を12時とする
授業の図は、地球を北極側から見ています。太陽は図の右側です。中学受験の基本図では、太陽が南中する地点を12時と考え、地球の自転する向きに15時、18時と書き込みます。地球が90度回転するのにかかる時間は6時間です。
上弦の月がある方向を向く地点は、この図では18時。そこでは月が南中します。月の形だけで判断せず、太陽・月・観測する人の位置を一緒に見てください。
※ここで扱う時刻は基本問題での目安です。実際の南中時刻は日付や観測地点などによって変わります。
満月・下弦の月にも広げる
同じ考え方で、太陽と反対方向にある満月は0時ごろ、下弦の月は6時ごろに南中します。上弦は18時、満月は0時、下弦は6時という順番を、図に観測者を置いて説明してみましょう。
確認問題:答えを見る前に理由も言ってみよう
- 上弦の月が南中する時刻の目安は何時ですか?
- 満月が南中する時刻の目安は何時ですか?
- 地球が90度自転するのに、何時間かかりますか?
答えと考え方を開く
①18時ごろ。基本図で太陽の南中を12時とすると、上弦の月の南中はその6時間後です。
②0時ごろ。満月は太陽と反対方向にあるので、太陽の南中から約12時間後になります。
③6時間。24時間で360度なので、90度はその4分の1です。
動画で図の動きを確かめる
動画は木ノ下翔の単元別講座「月の満ち欠けと南中時刻」から抜粋し、見出しと要点を付けたものです。この記事の確認問題は復習用に作成しています。
塾の教材に戻って、もう一度解いてみる
同じ考え方が、いま使っている教材のどこに出てくるか確かめましょう。「理科の伴走」は、塾教材や入試問題の解説動画で家庭での解き直しを支えるサービスです。対応教材・回を教材マップで確認できます。


