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家にあると役立つ天体教材おすすめ

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家にあると役立つ天体教材おすすめ
三球儀・星座早見盤・天球儀・家庭用プラネタリウムの使い方

天体は「頭の中だけ」で考えると苦しくなります

中学受験理科の天体は、暗記だけで押し切るのが難しい単元です。

月の満ち欠け、太陽の動き、星の動き、季節の星座、南半球の見え方、日食・月食など、覚えるべき知識はもちろんあります。

しかし、実際の入試問題では、それらの知識を使って、

・太陽、地球、月の位置関係を考える
・方角や時刻を整理する
・図を回転させて考える
・見慣れない条件に対応する
・南半球や別地点での見え方を考える

といった力が求められます。

つまり天体は、単なる暗記単元ではありません。

図を描いて理屈を考えることが、中級者への入口になります。

そのときに役立つのが、家庭用の天体教材です。

このページでは、中学受験理科専門講師の立場から、家にあると役立つ天体教材を紹介します。

この記事でわかること

・中学受験の天体対策に役立つ家庭用教材
・三球儀、星座早見盤、天球儀、家庭用プラネタリウムの違い
・天体が苦手な子におすすめの買う順番
・天体が得意な子におすすめの買う順番
・家庭で天体教材を使うときの注意点
・保護者ができる声かけ

まず買うなら三球儀がおすすめです

天体教材の中で、受験対策として最も役立ちやすいのは三球儀です。

三球儀は、太陽・地球・月の位置関係を立体的に確認できる教材です。

中学受験理科の天体でつまずきやすいのは、頭の中だけで太陽、地球、月の動きを考えようとすることです。

月の満ち欠けも、日食・月食も、地球の自転・公転も、太陽・地球・月の位置関係がわからないと理解が安定しません。

三球儀があると、頭の中だけで考えていた天体を、目に見える形で実際に試すことができます。

三球儀で理解しやすいこと

・太陽、地球、月の位置関係
・地球の自転
・地球の公転
・月の公転
・月の満ち欠け
・日食と月食
・季節による太陽の見え方
・地球から見た月の位置

特に、月の満ち欠けが苦手な子には効果が大きいです。

月の形だけを暗記しようとするのではなく、「太陽の光がどちらから当たっていて、地球からはどの部分が見えているのか」を確認できるからです。

おすすめ教材

・レゴ テクニック 地球と月の周回軌道
・三球儀
・月と太陽の位置関係を確認できる教材

レゴ テクニックの「地球と月の周回軌道」は、太陽の周りを地球がまわり、地球の周りを月がまわる様子をハンドル操作で確認できる教材です。

組み立てる楽しさもあり、天体に興味がある子にはかなり相性がよいと思います。

向いている子

・小5〜小6で天体を本格的に学ぶ子
・月の満ち欠けが苦手な子
・日食・月食で混乱する子
・図だけでは位置関係がつかみにくい子
・天体が得意で、より深く理解したい子

木ノ下翔のコメント

中学受験の天体対策として、もし一つだけ選ぶなら三球儀をすすめます。

天体は、頭の中だけで考えようとするとすぐに限界が来ます。

太陽、地球、月の位置関係を実際に動かして確認できる教材があると、図を描くときの感覚がかなり変わります。

特に月の満ち欠けや日食・月食は、平面の図だけで理解しようとするより、立体で見た方が圧倒的にわかりやすいです。

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天体が苦手な子には家庭用プラネタリウムもおすすめです

天体が苦手な子には、いきなり三球儀や星座早見盤から入るより、家庭用プラネタリウムから入る方がよい場合があります。

家庭用プラネタリウムは、受験対策としての優先度は高くありません。

しかし、天体に苦手意識がある子にとっては、「星って少し面白いかも」と感じる入口になります。

家で気軽に星の話ができること。
寝る前に星空を見ながら、親子で話ができること。
いろいろなカセットや原板を使って、星空の雰囲気を楽しめること。

こうした体験は、直接点数につながるわけではありませんが、天体への抵抗感を減らす意味では大きな価値があります。

家庭用プラネタリウムで期待できること

・星空に興味を持つ
・星座の位置関係に少し親しめる
・夜空を見るきっかけになる
・親子で星の話をしやすくなる
・天体への苦手意識を減らす

家庭用プラネタリウムは、問題演習の代わりにはなりません。

ただ、天体が嫌いな子や、星空を見た経験が少ない子にとっては、最初の入口としてかなり使いやすい教材です。

向いている子

・天体に苦手意識がある子
・星座や星空に興味がない子
・小5〜小6で天体に入る前にイメージを持たせたい子
・親子で理科の話をしたい家庭
・夜空を見るきっかけがほしい子

木ノ下翔のコメント

天体が苦手な子には、まず身近な部分で単純なところから入るのが大切です。

最初から月の満ち欠けや南半球の星の動きを詰め込もうとすると、かえって嫌になってしまうことがあります。

家庭用プラネタリウムは、受験対策としては遠回りに見えるかもしれません。

しかし、星の話を家庭で自然にできるようになるという点では、かなり意味があります。

親子で神話の話をしたり、「入試が終わったら星を見に行こう」と話したりするだけでも、天体は少し身近になります。

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星座早見盤は、星の動きと季節の星座を確認する基本教材です

星座早見盤で確認したいこと

向いている子

木ノ下翔のコメント

南半球の星座早見盤は、近年の入試対策として持っておく価値があります

南半球の星座早見盤で確認したいこと

向いている子

・難関校を受験する子
・天体が得意な子
・南半球の問題で混乱する子
・星の動きを日本中心でしか考えられない子
・入試の発展問題に対応したい子

木ノ下翔のコメント

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天球儀は、最難関校以上を目指す子向けです

天球儀は、星座や天体の位置関係を立体的に確認するための教材です。

星の動き、天の赤道、黄道、星座の位置関係、赤緯・赤経など、かなり高度な内容にもつながります。

中学受験の標準的な天体学習では、必須とまでは言えません。

しかし、最難関校以上を目指す子や、天体を深く理解したい子には役立つ教材です。

特に、平面の図だけでは星座の位置関係がつかみにくい子には、天球儀があると理解の助けになります。

 

天球儀で確認したいこと

・星座の位置関係
・天の赤道
・黄道
・星の動き
・赤緯・赤経
・地球から見た天球の考え方

向いている子

・最難関校以上を目指す子
・天体が得意な子
・星の位置関係を立体的に理解したい子
・中学生以上
・天文に強い興味がある子

木ノ下翔のコメント

天球儀は、かなり上級者向けです。

天体が苦手な子に最初に買う教材ではありません。

むしろ、天体が得意で、もっと深く理解したい子や、最難関校以上を目指す子に向いています。

天球儀を使うと、平面の図だけでは見えにくい星の位置関係が見えてきます。

ただし、使いこなすにはある程度の知識が必要です。

 

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天体が苦手な子におすすめの買う順番

天体が苦手な子には、いきなり難しい教材を与えない方がよいです。

まずは、天体に対する抵抗感を減らし、単純なところからイメージを作ることを優先します。

1位 家庭用プラネタリウム

星空を身近に感じるための入口です。

受験対策としては遠回りですが、天体が嫌いな子には効果があります。

2位 三球儀

太陽・地球・月の位置関係を実際に動かして確認できます。

月の満ち欠けや日食・月食の理解に役立ちます。

3位 星座早見盤

季節の星座や星の動きを確認するために使います。

ある程度、星空に興味が出てから使う方が効果的です。

4位 天球儀

苦手な子には優先度は低めです。

最初から天球儀に入ると難しく感じる可能性があります。

 

天体が得意な子におすすめの買う順番

天体が得意な子や、難関校以上を目指す子は、受験問題に直結しやすい教材から使うのがおすすめです。

1位 三球儀

太陽・地球・月の位置関係を立体的に確認できます。

受験天体の中心になる教材です。

2位 天球儀

星座の位置関係や天の赤道、黄道などを深く理解するのに役立ちます。

最難関校以上を目指す子には選択肢になります。

3位 星座早見盤

季節の星座や時刻、方角の確認に使います。

南半球の星座早見盤も、発展的な入試対策として役立ちます。

4位 家庭用プラネタリウム

得意な子にとっては、受験対策というより興味を広げる教材です。

星空を楽しむ目的で使うとよいです。

 

天体教材を使っても成績につながらない使い方

天体教材は、買えば成績が上がるものではありません。

特に気をつけたいのは、親子で話をしないまま、ただ置いておくことです。

三球儀も、星座早見盤も、家庭用プラネタリウムも、使いながら会話することで効果が出ます。

・今、太陽はどちらにあるのか
・月は地球からどう見えているのか
・この星座は何月ごろに見えるのか
・南半球では何が変わるのか
・この図を問題で描くならどうなるのか

こうした会話があると、教材が学習につながっていきます。

反対に、ただ眺めるだけ、ただ遊ぶだけ、問題と結びつけないままだと、受験理科の得点力にはつながりにくいです。

 

保護者ができる声かけ

天体教材を使うとき、保護者が無理に理科を教え込む必要はありません。

むしろ、家庭では「天体の話をしやすい空気」を作ることが大切です。

たとえば、

・この月はどっちから光が当たっているのかな
・今日はどんな星が見えるかな
・この星座にはどんな神話があるのかな
・入試が終わったら星を見に行こう
・南半球だと見え方はどう変わるんだろう

というような声かけで十分です。

天体は、問題集だけで学ぶより、少し生活とつながっている方が理解しやすくなります。

神話の話や、実際に星を見に行く約束も、天体への興味を育てるきっかけになります。

 

木ノ下翔からのアドバイス

天体が苦手な子にまず伝えたいのは、いきなり難しい問題を解こうとしなくてよいということです。

まずは、身近な部分で単純なところから暗記を始めましょう。

太陽はどちらからのぼるのか。
月はどう見えるのか。
季節によって見える星座が変わるのはなぜか。

こうした基本を押さえたうえで、図を描いて理屈を考えることが大切です。

天体は暗記単元だと思われがちですが、実際には図を描けるかどうかで大きく差がつきます。

頭の中だけで考えていた天体を、目に見える形にする。

そして、実際に動かして試してみる。

家庭用教材に期待したいのは、まさにその役割です。

天体教材は、問題集の代わりではありません。

しかし、天体を理解するためのイメージ作りにはかなり役立ちます。

苦手な子には、家庭用プラネタリウムや三球儀でまず天体を身近にする。

得意な子には、三球儀や天球儀でより深く考えさせる。

お子様の状態に合わせて、うまく使い分けてください。

 

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