予習シリーズ小5理科の生物が苦手な子の勉強法
植物・人体・生物のつながりでつまずく原因と対策
予習シリーズ小5理科の中で、生物は「覚えるだけの単元」と思われがちです。
しかし実際には、植物、人体、生物のつながりなど、それぞれの知識を整理し、関連づけて使えるかどうかで差がつきます。
生物が苦手な子は、単語だけをバラバラに覚えようとしてしまい、問題の中で知識を取り出して使えないことが多いです。
逆に得意な子は、「これはあの分類の話」「これはあのはたらきの話」と整理しながら学んでいます。
この記事では、予習シリーズ小5理科の生物が苦手になる原因と、家庭学習で意識したい勉強法を整理します。
この記事でわかること
・予習シリーズ小5理科の生物が苦手になりやすい理由
・植物、人体、生物のつながりでつまずく原因
・生物が苦手な子に共通する特徴
・家庭学習で意識したい勉強法
・木ノ下翔が考える生物の立て直し方
なぜ植物は苦手になりやすいのか
小5理科の生物が苦手になりやすいのは、覚える量が増えるからだけではありません。
予習シリーズでは、小4の段階で
・第2回 昆虫(4年上)
・第6回 春の生物(4年上)
・第11回 植物の成長(4年上)
・第12回 植物のつくりとはたらき(4年上)
・第16回 夏の生物(4年上)
・第19回 動物(4年上)
・第1回 ヒトのからだ(4年下)
・第2回 秋の生物(4年下)
・第16回 冬の生物(4年下)
といった形で、生物分野の基本を学びます。
そして小5になると、
・第1回 季節と生物(5年上)
・第9回 植物のつくり(5年上)
・第11回 植物の成長(5年上)
・第18回 植物のはたらき(5年上)
・第1回 生物のつながり(5年下)
・第4回 ヒトと動物の消化・吸収(5年下)
・第6回 ヒトと動物の呼吸・循環(5年下)
・第13回 生命の誕生(5年下)
というように、知識を整理してつなげる力がより強く求められる内容へ進んでいきます。
生物が苦手な子は、こうした各回の知識を別々に覚えてしまい、
・これは植物
・これは人体
・これは食物連鎖
と分断したままになりがちです。
その結果、
・似た知識を区別できない
・分類やはたらきを混同する
・問題の中で関連知識を引き出せない
・少し聞かれ方が変わると別問題に見えてしまう
・動植物の膨大な量にあきらめてしまう
といったことが起こり、生物全体が苦手になっていきます。
小5で特に重要な生物単元
予習シリーズ小5理科の生物で特に重要なのは、次の単元です。
・第9回 植物のつくり(5年上)
・第11回 植物の成長(5年上)
・第18回 植物のはたらき(5年上)
・第1回 生物のつながり(5年下)
・第4回 ヒトと動物の消化・吸収(5年下)
・第6回 ヒトと動物の呼吸・循環(5年下)
このあたりは、単語を覚えるだけではなく、
・どの部分がどんなはたらきをしているか
・何と何がどうつながっているか
・分類や流れをどう整理するか
を理解しておく必要があります。
生物が苦手な子に共通する特徴
1. 一問一答のように丸ごと覚えようとする
生物が苦手な子に多いのは、知識を一問一答のように丸ごと覚えようとすることです。
このやり方だと、聞かれ方が少し変わるだけで答えられなくなります。
知識に関連性がなく、問題文の中で何を使うべきか見えなくなってしまうからです。
2. 似た知識を整理できていない
植物のつくり、消化と吸収、呼吸と循環、生物のつながりなどは、それぞれ別単元に見えても、整理のしかたには共通点があります。
苦手な子は、
・どこが似ていて
・どこが違うのか
を分けて考えられていないため、知識がごちゃごちゃになりやすいです。
単元別に見る勉強のポイント
植物
第9回 植物のつくり(5年上)、第11回 植物の成長(5年上)、第18回 植物のはたらき(5年上)では、植物の各部分の役割を整理して覚えることが大切です。
ここでは、単語だけを覚えるのではなく、
・根
・茎
・葉
・花
・種子
がそれぞれ何をしているのかを関連づけて押さえる必要があります。
人体
第4回 ヒトと動物の消化・吸収(5年下)と、第6回 ヒトと動物の呼吸・循環(5年下)は、流れで整理する力が必要です。
何がどこを通って、どう変化していくのか。
この「流れ」を押さえないと、単語だけ覚えても点になりにくい単元です。
生物のつながり
第1回 生物のつながり(5年下)は、知識を関連づけて使う力が特に問われる単元です。
生産者、消費者、分解者のような基本用語を覚えるだけでなく、実際にどうつながっているのかを整理できるようにしたいです。
家庭学習で意識したいこと
生物が苦手な子に必要なのは、やみくもに単語を増やすことではありません。
まずは、知識をグループ分けし、関連づけて整理することです。
家庭学習では、次のことを意識すると進めやすいです。
・似た知識をまとめて整理する
・分類、流れ、はたらきのどれを問う単元か意識する
・リード文の中でどの知識を使うか考える
・間違えた問題は、どの知識を引けなかったか確認する
・同じテーマでも聞かれ方の違う問題に触れる
特に大切なのは、単語だけで覚えず、知識の仕分けをすることです。
保護者が見てあげたいポイント
保護者の方が見るときは、正解か不正解かだけでなく、
・知識をまとめて整理できているか
・似た内容を混同していないか
・流れを説明できるか
・問題文の中から必要な知識を取り出せるか
・解説を見たあとに自分で言い直せるか
を見てあげるとよいです。
逆に、細かい単語だけを次々覚えさせるのは、かえって混乱を招くことがあります。
今の段階で必要な整理を一つずつ固める方が、結果的に伸びます。
木ノ下翔が考える生物の勉強法
生物が苦手な子は、知識が足りないというより、知識を関連づけて使えていないことが多いです。
だからこそ、まずは単語をバラバラに覚えるのではなく、
・これはどの分類の話か
・これはどの流れの話か
・これはどのはたらきの話か
と整理しながら覚えることが大切です。
生物が得意な子は、連想ゲームのように知識をつないでいます。
一つの知識を見たときに、その周辺知識まで自然に思い出せる状態を作っていくことが、生物の得点力につながります。
家庭学習で意識したいこと
家庭学習では、次のことを意識すると進めやすいです。
・答えを見る前に必ず図を書く
・方角や位置関係を口で説明できるか確かめる
・月や星の動きを、言葉だけでなく図で整理する
・同じテーマでも図の向きを変えて確認する
・定義があいまいなものはその都度戻って確認する
特に、授業で扱った問題を脳内でなぞるだけで終わらせないことが大切です。
自分の手で図を書いて、どこがどう動いているのかを確かめましょう。
木ノ下翔からのアドバイス
天体が苦手な子は、知識が足りないというより、知識を図に落とし込んで使う練習が足りていないことが多いです。
天体は、見えるものをそのまま覚える単元ではありません。
図を書いて、位置関係を整理し、向きが変わっても同じことだと気づけるようになることが大切です。
特に小5では、ここをあいまいにしたまま進むと、小6以降の総復習でかなり苦しくなります。
難しい問題に時間をかけすぎるより、まずは基本の図と定義をしっかり固め、少しずつ応用できるようにしていきましょう。


