予習シリーズ小5理科で偏差値が上がらない原因
成績が伸びない子の共通点と対策
予習シリーズ小5理科は、中学受験理科の中でも大きな分かれ道になる学年です。
小4までは、理科に興味を持ちながら基本知識を広げていく意味合いが強いですが、小5になると、てこ・電気・化学反応・天体など、入試に直結する重要単元が一気に増えてきます。
ここで「授業ではわかった」「見たことはある」という状態のまま進んでしまうと、週テストや組分けで点が取れないだけでなく、小6になってから総復習がかなり苦しくなります。
この記事では、予習シリーズ小5理科で偏差値が上がらない原因と、成績が伸びない子の共通点、家庭学習で意識したい対策を整理します。
この記事でわかること
・予習シリーズ小5理科で成績が伸びにくい理由
・偏差値が上がらない子の共通点
・特に差がつきやすい単元
・演習問題集や週テスト問題集の使い方
・木ノ下翔が考える小5理科の乗り越え方
予習シリーズ小5理科で偏差値が上がりにくい理由
予習シリーズ小5理科で成績が伸びにくくなるのは、単元が難しくなるからだけではありません。
小5になると、知識を覚えるだけでは足りず、
・リード文を読んで状況を把握する
・図を書いて整理する
・条件を拾って解法に落とし込む
・前に習った知識と関連づける
・計算や割合を使って処理する
といった力が一気に必要になります。
つまり、小5理科は「知識を増やす学年」であると同時に、知識を使える形に変えていく学年でもあります。
ここで止まる子は、知識が足りないというより、知識を使う練習が足りていないことが多いです。
成績が伸びない子の共通点
1. 合わない難易度の問題に時間をかけすぎている
木ノ下翔が理科で最も避けたいと思っている勉強のしかたの一つが、その子に合わない難易度の問題に時間をかけすぎることです。
難しすぎる問題に長く向き合っても、知識や解法の整理が追いついていない段階では、学習効率がかなり落ちます。
それよりも、今の自分にとって適切なレベルの問題で、知識を使う練習を積む方がはるかに伸びやすいです。
2. 知識を一問一答のように丸ごと覚えようとしている
理科が苦手な子に多いのは、一問一答のように知識をそのまま覚えようとする勉強です。
このやり方だと、問題文の聞かれ方が少し変わっただけで答えられなくなります。
知識どうしの関連性が弱く、長い文章の中で「今どの知識を使うべきか」が見えなくなってしまうからです。
3. 授業で扱った問題を脳内でなぞるだけで終わっている
「わかったつもり」で終わっている子は、家で授業の内容を頭の中でトレースするだけで終わっていることが多いです。
でも、それでは点数にはつながりません。
実際には、
・自分で図を書く
・条件を整理する
・どの解法を使うか選ぶ
・最後まで自分で解く
ところまでやって初めて、その問題が自分のものになります。
4. 何も書かずに思いつきで始めてしまう
条件整理が苦手な子は、問題を前にすると何も書かずに思いつくままスタートしがちです。
理科には、先人たちが積み上げてきた効率的な条件整理の方法があります。
図を書く、表にする、向きをそろえる、比を置く。
そうした手順を踏まずに進めると、途中で迷いやすくなります。
5. 知識はあるのに、使う練習が足りていない
「答えを見たらわかる」「ああ、これか、となる」というタイプの子は、知識そのものは持っていることが多いです。
ただし、類題が解けるようになるまでの問題演習が足りていないため、頭にある知識を実戦で使えません。
ここは単なる暗記不足ではなく、知識を取り出して使う練習不足です。
小5で最初に崩れやすい単元
予習シリーズ小5で、最初に崩れやすい単元として特に挙げたいのが溶解度です。
溶解度は、知識と計算の両方が必要です。
水の量、温度、溶ける量の関係を整理しながら考えないといけないため、条件整理があいまいだと一気に苦しくなります。
ここで止まると、以後の化学計算全体に苦手意識を持ちやすくなるので、早めに立て直したい単元です。
小6で苦しくなりやすい重要単元
小5で落とすと小6で苦しくなりやすい単元を3つ挙げるなら、次の3つです。
・化学反応
・電気
・てこ
この3つは、単元そのものが重要なだけでなく、その後に出てくる問題の土台にもなります。
小6になってから戻ることもできますが、その頃には総復習や入試演習が重なり、かなり負担が大きくなります。
特に差がつきやすい単元
小5理科で差がつきやすい単元は計算範囲全般ですが、その中でも特に差がつきやすいのが天体です。
天体で差がつくのは、
・図を書いて考えられるか
・その図を別の状況にも応用できるか
・図が回転していても理解できるか
・定義をきちんと押さえているか
という点です。
天体が苦手な子は、図を書かないだけでなく、定義をあいまいに覚えていることが多いです。
そのため、少し見え方が変わるだけで混乱してしまいます。
逆に、天体をしっかり図で処理できる子は、他の単元でも整理力が高いことが多く、ここで差がつきやすいです。
特に差がつきやすい単元
予習シリーズ小5で、演習問題集をやって伸びる子と伸びない子の違いは、問題や知識を仕分けできるかどうかです。
伸びる子は、
・この問題はこのグループ
・この知識はこの単元とつながっている
・このパターンは前にも見た
というように、関連する問題をしっかりグループ分けし、ラベリングしながら進めています。
つまり、単に問題を解いているのではなく、知識の仕分けをしながら学んでいるのです。
この差はかなり大きいです。
演習問題集で伸びる子と伸びない子の違い
小5理科で差がつきやすい単元は計算範囲全般ですが、その中でも特に差がつきやすいのが天体です。
天体で差がつくのは、
・図を書いて考えられるか
・その図を別の状況にも応用できるか
・図が回転していても理解できるか
・定義をきちんと押さえているか
という点です。
天体が苦手な子は、図を書かないだけでなく、定義をあいまいに覚えていることが多いです。
そのため、少し見え方が変わるだけで混乱してしまいます。
逆に、天体をしっかり図で処理できる子は、他の単元でも整理力が高いことが多く、ここで差がつきやすいです。
家庭学習で優先したいこと
予習シリーズ小5理科で偏差値を上げたいなら、家庭学習では次の順番を意識すると進めやすくなります。
・授業で扱った内容を確認する
・基本問題で理解度をみる
・間違えた問題を解き直す
・演習問題集で知識を使う練習をする
・必要に応じて週テスト問題集で演習量を補う
全部を完璧にやろうとすると回らなくなることもあります。
その場合は、難しすぎる問題に時間をかけるのではなく、「今この単元で身につけるべきことは何か」をはっきりさせることが大切です。
週テスト問題集を入れるタイミング
週テスト問題集は、毎テスト範囲ごとに1回は行うのが理想です。
演習問題集だけでは、自分にとってちょうどよい難易度の演習が不足することがあります。
その不足を補い、テスト形式の中で知識を使う練習をする役割として、週テスト問題集はかなり有効です。
生徒によくあるもったいないミス
小5理科で多いもったいないミスとしては、次の3つがあります。
・計算ミス
・単位換算ミス
・条件漏れ
どれも「わかっていない」だけではなく、整理や確認の不足から起きることが多いです。
だからこそ、答え合わせのときには、単に正誤を見るのではなく、どこで崩れたのかを確認することが大切です。
保護者が気をつけたいこと
保護者がよかれと思ってやりがちだけれど逆効果になりやすいのは、
・難易度の合わない問題をやらせる
・声かけがネガティブな方向に行きがちになる
ということです。
理科は、今できないことを責めるより、「今の段階で何をひとつずつクリアするか」を整理して進める方が伸びます。
保護者に一番伝えたいことは、成長を待つために、今できることをひとつずつクリアしていこうということです。
木ノ下翔からのアドバイス
予習シリーズ小5理科は、中学受験理科の中でもかなり重要な時期です。
ここで大切なのは、全部をきれいにこなすことよりも、知識を関連づけながら、使える形にしていくことです。
理科ができる子は、暗記した知識からリード文を読んで状況を把握し、今までに使ったことのある解法を引用して落とし込んでいきます。
逆に苦手な子は、知識が孤立していて、一問一答のように丸ごと覚えようとしてしまいます。
だからこそ、小5では、
・図を書く
・条件整理する
・関連する知識をつなげる
・適切な新しい問題で使う練習をする
ことを意識してほしいと思います。
小6になってから苦しくなる子の多くは、小5内容があいまいなまま先へ進んでしまっています。
逆にいえば、小5でここを丁寧に積み上げることができれば、その後の総復習や入試演習はかなり安定します。
関連記事
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・予習シリーズ週テスト問題集の使い方


