予習シリーズ小6理科とは?
上巻・有名校対策・難関校対策の違いを解説
予習シリーズ小6理科は、これまでに学んできた理科の知識や解法を、入試本番で使える形に仕上げていく学年です。
小4・小5で生物・物理・化学・地学の基本を学び、小6上では全分野の総復習と入試実戦につながる処理力を確認します。
そして小6下では、有名校対策・難関校対策に分かれ、志望校のレベルや出題傾向に合わせて、より実戦的な演習へ進んでいきます。
つまり、予習シリーズ小6理科は、知識を新しく増やすだけの時期ではありません。
・覚えている知識を使えるか
・図や表に条件を整理できるか
・リード文を読んで状況をつかめるか
・志望校の問題に合わせて取捨選択できるか
を確認していく時期です。
この記事でわかること
・予習シリーズ小6理科の全体像
・小6上巻の役割
・小6下 有名校対策の役割
・小6下 難関校対策の役割
・演習問題集と合不合判定テストの使い方
・過去問演習との両立
・木ノ下翔が考える小6理科の進め方
予習シリーズ小6理科の特徴
予習シリーズ小6理科の大きな特徴は、単元学習から入試実戦へ移っていくことです。
小5までは、てこ、電気、水溶液、気体、人体、天体など、入試で必要な単元を一つずつ学ぶ色が強くなります。
一方、小6では、それらをもう一度整理しながら、実際の入試問題に近い形で使えるようにしていきます。
小6理科で大切なのは、「前に習ったことがある」だけで安心しないことです。
問題を見て、
・これはどの単元の考え方か
・どの条件を使うべきか
・どの図を書けば整理できるか
・どこまで解くべきか
を自分で判断する力が必要になります。
小6上巻の役割
予習シリーズ小6上巻は、全分野の総復習を行いながら、入試実戦につながる処理力を高める時期です。
小4・小5で学んだ内容が一通り出そろっているため、小6上では「覚えているかどうか」だけでなく、
・与えられた条件を読み取れるか
・図や表を整理できるか
・グラフの意味を説明できるか
・小5内容の基本パターンを使えるか
・複数分野の知識を関連づけられるか
が重要になります。
小6上は、知識の確認だけでなく、知識を使って解く練習に入る時期です。
ただし、全分野を広く扱うため、単元漏れや理解不足が起こりやすい時期でもあります。
「前にやったことがあるから大丈夫」と思って進んでしまうと、小6後半の演習で苦しくなることがあります。
詳しくはこちら:
予習シリーズ小6上理科のカリキュラムを徹底分析
小6下 有名校対策の役割
予習シリーズ小6下 有名校対策は、基本知識を確認しながら、入試問題で使える形に整えていく教材です。
有名校対策では、難問を解くことだけが目的ではありません。
むしろ、
・基本知識の抜けを確認する
・長めの問題文を読む
・図や表から情報を読み取る
・持っている知識を使って考える
・取るべき問題を安定して取る
ことが重要になります。
予習シリーズ本編には、まとめやポイントチェック、例題、解説があるため、知識と解き方の道筋を確認しやすくなっています。
演習問題集では、基本問題や練習問題を通して、自力で知識を使えるかどうかを確認します。
有名校対策は、理科が極端に難しい学校を受けるというより、標準からやや応用の入試問題でしっかり得点したい受験生に向いています。
詳しくはこちら:
予習シリーズ小6下 有名校対策の使い方
小6下 難関校対策の役割
予習シリーズ小6下 難関校対策は、難関校の入試に近い形で、知識や解法を自力で使えるかを確認する教材です。
有名校対策よりも、問題文が長く、条件設定が複雑で、初見の実験データや表・グラフを読み取る力が求められます。
難関校対策で大切なのは、解説を読んで終わらせないことです。
・どこに注目するのか
・どんな図を書くのか
・どの条件を使うのか
・なぜその式になるのか
・別問題でも同じ考え方を使えるか
を確認する必要があります。
予習シリーズ本編は、解法アプローチを確認する教材です。
演習問題集は、その解法をヒントなしで自力で使えるか試す教材です。
難関校対策は、ただ難しい問題にたくさん触れるための教材ではありません。
難問に向き合いながら、自分の考え方を入試レベルへ引き上げるための教材です。
詳しくはこちら:
予習シリーズ小6下 難関校対策の使い方
小6下の本編・演習問題集・合不合判定テストの使い分け
小6下では、予習シリーズ本編、演習問題集、合不合判定テストを分けて考えることが大切です。
予習シリーズ本編
予習シリーズ本編は、考え方や解法アプローチを確認する教材です。
有名校対策では、まとめやポイントチェック、例題解説を通して、知識と解き方の道筋を確認します。
難関校対策では、難問に対してどのように条件を整理し、どのように図を書き、どの考え方を使うのかを確認します。
演習問題集
演習問題集は、本編で確認した知識や解法を、自力で使えるかどうか試す教材です。
本編と同じ単元構成で進みますが、問題は別です。
同じ問題を繰り返して「できた」と思うのではなく、別問題で同じ考え方を使えるかを確認することが大切です。
合不合判定テスト
予習シリーズ本編の巻末には、過年度の合不合判定テストが収録されています。
これは、単元別の学習ではなく、範囲のない実戦形式の確認に使います。
・時間配分
・知識の抜け漏れ
・問題の取捨選択
・全範囲から出たときの得点力
を確認するための教材です。
過去問演習との両立
小6後期になると、志望校の過去問演習も始まります。
この時期は、予習シリーズをすべて完璧に進めることよりも、過去問で見えた弱点をどう補うかが重要になります。
過去問で失点した単元について、
・予習シリーズ本編で考え方を確認する
・演習問題集で類題に取り組む
・必要なら小5や小6上に戻る
という使い方をすると、復習の効果が高くなります。
逆に、志望校の傾向と合わない問題に時間をかけすぎると、他教科や過去問演習とのバランスが崩れます。
小6後期は、何をやるかだけでなく、何を深追いしないかも大切です。
小6理科でやってはいけない勉強法
小6理科でやってはいけないのは、難易度の合わない問題に時間をかけすぎることです。
特に小6下では、教材名に「有名校対策」「難関校対策」とついているため、すべてを完璧にしなければならないように感じることがあります。
しかし、実際には、志望校のレベルや現在の実力に合わせて、取り組む問題を選ぶ必要があります。
次のような状態なら注意が必要です。
・解説を読んでも内容が追えない
・図や表の意味がわからない
・計算以前に条件整理で止まる
・小5の基本パターンが使えていない
・難問に時間を使いすぎて、基本問題の確認が甘くなる
この場合は、6年下の教材だけで無理に克服しようとせず、小5や小6上の教材に戻る判断が必要です。
木ノ下翔からのアドバイス
予習シリーズ小6理科は、入試に向けて理科を仕上げるための大切な時期です。
ただし、小6だからといって、ただ難しい問題を解けばよいわけではありません。
小6上では、全分野を総復習しながら、知識を使って解く練習をする。
小6下有名校対策では、基本知識を確認しながら、入試問題の中で使える形にする。
小6下難関校対策では、難問に対して、図や条件整理を使って自分で考える力を鍛える。
このように、それぞれの教材の役割を分けて考えることが大切です。
また、できない問題に出会ったとき、すぐに「思考力が足りない」と考える必要はありません。
実際には、小5や小6上で学んだ基本知識、比の考え方、図の書き方、条件整理の型が抜けているだけの場合も多くあります。
その場合は、意地を張らずに戻りましょう。
小6後期は時間が限られています。
だからこそ、今の自分に必要な問題を選び、必要なところに戻り、取るべき問題を確実に取れるようにすることが大切です。
木ノ下翔からのアドバイス
予習シリーズ小6理科は、入試に向けて理科を仕上げるための大切な時期です。
ただし、小6だからといって、ただ難しい問題を解けばよいわけではありません。
小6上では、全分野を総復習しながら、知識を使って解く練習をする。
小6下有名校対策では、基本知識を確認しながら、入試問題の中で使える形にする。
小6下難関校対策では、難問に対して、図や条件整理を使って自分で考える力を鍛える。
このように、それぞれの教材の役割を分けて考えることが大切です。
また、できない問題に出会ったとき、すぐに「思考力が足りない」と考える必要はありません。
実際には、小5や小6上で学んだ基本知識、比の考え方、図の書き方、条件整理の型が抜けているだけの場合も多くあります。
その場合は、意地を張らずに戻りましょう。
小6後期は時間が限られています。
だからこそ、今の自分に必要な問題を選び、必要なところに戻り、取るべき問題を確実に取れるようにすることが大切です。


