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3. 遠い中学受験までに何をすべきか?

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3. 遠い中学受験までに何をすべきか?

3. 遠い中学受験までに何をすべきか?

2022/06/19

幼稚園年中、年長?小学校1年生についてのお話です。

先が長いので目標も立てづらく、何をすべきか迷ってしまう時期でもあります。幼稚園期の習い事①、②で具体的に書いたのですが、ここでは何をどんな理由で習得すべきなのか思うところを書いていきます。この時期に習得すべきなのは思いの外少ないです。

・数の概念

 ざっくりいうと少なくとも200くらいまで数字が数えられ、日常的によく出てくる万の位までの大小関係を理解する。
理解というふうに書きましたが、これは「決まりを知る。」ということになりますので、「なぜ?」ではなくそうなっていると思いこめるまで練習しましょう。
次には、「?番目」に慣れておくこと。これは難しいです。これも決まりなので、覚えられるまで何度も問いかけてあげましょう。
足し算や引き算は興味が出てきたら取り組むというくらいで無理に桁の大きな計算に手を出さなくてもいいでしょう。やるなら一桁と一桁、二桁と一桁を瞬間的に答えられるくらいまで練習しておければ最高です。

・言葉

 まずは名詞(恐竜や虫の名前ではないですよ。恐竜は名詞で覚えるべきものですが、ティラノサウルスなどは固有名詞といい名詞のグループの一部になります。)をとりあえずたくさん覚えましょう。身近にあるものはもちろん、家になくとも大人なら誰でも知っているものや、今は見かけないけど一昔前にはあふれていたものなどです。後で論理的に物事を考えていく練習をするときに物と物との関係性やつながりを先生と一緒に考えていくことになります。
大人でも簡単な文章の中にビジネス英語みたいなのがいっぱいあれば意味がわからなくなって読む気が失せますよね。例えば

「パラダイムシフトにより様々なキャズムが取り払われ、各社のコアコンピタンスがコモディティ化」

など、カタカナ語の意味を知っていれば読めても、意味がわからなければお手上げです。同じように、その言葉の意味がわからなければ物と物との関係を考えるところまでたどり着かなくなってしまいます。次には皆さんの想像通り、ひらがな・カタカナの読み書きになります。これはやはり、音で入れることのできる情報量よりも目で取り入れることのできる情報量のほうが圧倒的に多いからです。(これは得手不得手があり人によっては逆転する人もいます。このあたりは知能指数編で書いていきます。)名詞をしっかり覚えていると文字を塊でとらえることができ、音読などもスムーズになります。音読が苦手な人はいろいろな名詞を覚えて見るのがいいと思います。カタカナについては、読みよりも書きを重視してほしいです。後に扱うことになる漢字は、そのほとんどがカタカナから構成されることになります。これは、カタカナが漢字の一部から作られたということを考えれば納得ですね。漢字は他の言葉に比べても一目で得られる情報量が圧倒的に多い非常に効率的な文字になります。その分習得に時間がかかりますが、これは小学校低学年期に頑張るべき内容です。(もちろん、名詞、ひらがな・カタカナが充分なら先取りも可です。)

まとめ

長々と書きましたが、小さな頃には無理に先取りや空間能力などを考えず、地道に大人とある程度の会話ができるような状態を目指していくのがいいと思います。特に、幼稚園の代わりにインターに通われている方などはこの点にしっかりと注意しておきましょう。

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