塾別教材研究の見方
中学受験理科研究室の記事をどう読むかを専門講師が解説
中学受験理科研究室では、SAPIX、予習シリーズ、浜学園など、さまざまな塾や教材についての記事を公開していきます。
ただ、記事が増えてくると、
・まず何から読めばよいのか
・親ページと子ページの違いは何か
・年間カリキュラムの記事と苦手対策の記事はどう違うのか
が少しわかりにくくなることがあります。
そこでこのページでは、中学受験理科研究室の記事がどのような構成になっていて、どんな目的で読めばよいのかを整理してご案内します。
この記事でわかること
・塾別教材研究の記事構成
・親ページと子ページの違い
・年間カリキュラム記事の役割
・苦手対策記事の役割
・自分に合った記事の読み方
研究室の記事は「全体像」と「具体策」に分かれています
中学受験理科研究室の記事は、大きく分けると、
・教材や学年の全体像をつかむ記事
・具体的な単元や苦手に対応する記事
の2種類があります。
全体像をつかむ記事では、「この教材では何を学ぶのか」「どの学年でどんな内容が出てくるのか」「どこで差がつきやすいのか」といった大きな流れを整理しています。
一方で、具体策の記事では、「復習方法」「テスト直し」「物理が苦手な子の勉強法」「化学が苦手な子の勉強法」のように、悩みや課題に直接答える形を取っています。
まず読むべきなのは親ページです
各教材には、まず親ページがあります。
たとえば、
・SAPIX理科とは?
・予習シリーズ理科とは?
・予習シリーズ小5理科とは?
といったページです。
これらのページは、その教材や学年の全体像をつかむための入口です。まずここで、
・どんな教材なのか
・どの学年で何を学ぶのか
・どこが重要なのか
をつかんでから、必要に応じて細かい記事へ進むと迷いにくくなります。
年間カリキュラム記事は「何を学ぶか」を知るためのページです
年間カリキュラムの記事は、その学年や学期で扱う内容を整理するためのページです。
たとえば、
・SAPIX小4理科の年間カリキュラム
・予習シリーズ小5上理科の年間カリキュラム
・予習シリーズ小5下理科の年間カリキュラム
のような記事です。
これらの記事では、
・どの分野が多いか
・どの単元が出てくるか
・その時期に何を意識すべきか
がわかります。
保護者の方が「今、子どもが何を学んでいるのか」を整理したいときには、まずこのタイプの記事が役立ちます。
演習問題集の記事は「どう練習するか」を知るためのページです
教材本体とは別に、演習問題集や週テスト問題集のような補助教材についての記事もあります。
これらのページでは、
・どこまで取り組むべきか
・基本問題、練習問題、発展問題をどう使い分けるか
・どの教材で不足を補うか
といった、練習量や問題の選び方を中心に解説します。
同じ学年の記事でも、「何を学ぶか」を知りたいなら年間カリキュラム記事、「どう練習するか」を知りたいなら演習問題集の記事、と使い分けるとわかりやすくなります。
苦手対策の記事は「困っていること」から読むページです
研究室には、
・物理が苦手な子の勉強法
・化学が苦手な子の勉強法
・生物が苦手な子の勉強法
・天体が苦手な子の勉強法
のように、苦手に直接答える記事もあります。
こうした記事は、教材順に読むというよりも、「今まさに困っていること」から探して読むページです。
たとえば、
・物理の計算で止まっている
・化学の表やグラフが読めない
・植物の分類が混乱している
・天体の図が書けない
といったときに、必要な記事から読めば大丈夫です。
どの記事から読めばよいか
迷ったときは、次の順で読むのがおすすめです。
・まず親ページで全体像をつかむ
・次に年間カリキュラム記事で学年や学期の内容を確認する
・必要なら演習問題集の記事で問題の進め方を確認する
・困っていることがはっきりしている場合は苦手対策記事へ進む
つまり、
・全体を知りたい → 親ページ
・今の範囲を知りたい → 年間カリキュラム記事
・問題演習の進め方を知りたい → 演習問題集記事
・苦手を何とかしたい → 苦手対策記事
という読み分けです。
木ノ下翔からのアドバイス
研究室の記事は、順番に全部読むためのものではありません。
お子さまが今どこで困っていて、どんな情報が必要なのかに応じて、必要なページを選んで読んでいただければ大丈夫です。
大切なのは、たくさんの記事を読むことではなく、今のお子さまに必要な情報を正しい順番で使うことです。
教材の全体像をつかみ、今の学習内容を整理し、必要な練習や対策につなげていく。その流れができると、家庭学習はかなり安定していきます。
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研究室の記事は、順番に全部読むためのものではありません。
お子さまが今どこで困っていて、どんな情報が必要なのかに応じて、必要なページを選んで読んでいただければ大丈夫です。
大切なのは、たくさんの記事を読むことではなく、今のお子さまに必要な情報を正しい順番で使うことです。
教材の全体像をつかみ、今の学習内容を整理し、必要な練習や対策につなげていく。その流れができると、家庭学習はかなり安定していきます。


